性依存症 ~2度の逮捕からの人生の立て直しのブログ~

依存症と気付き、克服のために治療をする過程でアダルトチルドレンである自分に気づいてしまった・・・ この2つから脱却する過程を記録を残せればと思っております。また、自分と同じ悩みを持っている方、自分と同じ過ちを犯してしまった方々がこれから生活していく上で参考になればと思います。 #性依存症 #依存症治療 #痴漢 #盗撮 #逮捕 #留置場 #起訴 #不起訴 #不倫 #社内不倫 #アダルトチルドレン #コロナ #ワクチン接種 #モデルナ

秘密の場所

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着々と廃店の準備は日々進んでいっている。特に新しい情報はないが、やはり男性社員が1人残るのは既定路線のようだ。正直残りたい、転勤したいかは、私の気持ちとしては半々だ。残れば水トアナとの関係はしばらく続くことになるし、いちごさんとも関係が続く。転勤することになればなったで、水トアナとの関係を急いで深めていって思い出づくりを加速させなければならない。

相変わらず、水トアナの高いテンションが毎日続いている。毎日のように「悩めるたぬき主任!これってどうするんですか?」と一日に3〜4回は話しかけてくる。また、次回のゴルフから彼女が参加するし、以前に企画していた近隣地域へのお泊りゴルフも実行されることになった。もちろん彼女も参加する。完全に思い出づくりである。

今日は支店で大トラブルが発生した。地方なので規模的には小さいトラブルなのだが会社としては一番やってはいけないトラブルだった。上司①や上司ポッターが対応したが、本部役員まで話がいき、上司①が気の毒なくらいめちゃくちゃ電話で怒られている。上司ポッターが現場へいって対応していた。夕方2人とも憔悴しきっていた。上司ポッターは8月から単身赴任となり、今週末の3連休に自宅へ帰る予定にしていたのだが、このトラブルで帰っている場合ではなくなった。

その日は上司たちの仕事はまだまだ終わりそうになかったので、私も水トアナも早々に仕事を終え、支店を出た。私が支店を出たすぐ後、彼女も店から出てきてエレベーターホールで一緒になった。明日、上司ポッターが家族のいる自宅に帰らないのであれば、落ち込んでいたし、元気づけるために時短営業中であるが明日飲みに行こうかと話していた。私はいつも通り自転車だったが、聞けば彼女も今日は自転車とのことで自転車置き場に向かった。

自転車置き場で廃店の話になった。職場ではおおっぴらに言えない話だ。少し自転車にまたがって話をしていたが、突然彼女が、

「その話したかったんです。まだ7時過ぎだからちょっと行きましょうよ!」

とめずらしく彼女から誘ってきた。元々、飲みに行くなら週末にと話をしていたので当然飲みに行くつもりはなかったのだが、せっかくの彼女からのお誘いである。行かないという選択肢はない。緊急事態・まん延防止の影響でまだまだ時短営業は続いているが、地域認証店は20時が酒提供ラストオーダー、21時閉店である。2時間弱あったので、いそいで居酒屋に入った。今回の統合・廃店のことでお互いが持っている情報を出し合っでいろいろと話をした。20時のラストオーダー時、彼女は追加で2杯頼んでいた。久しぶりのさし飲みだ。2時間弱ではあったが話も大いに盛り上がった。

21時閉店となり店を出た。自転車を押し歩きながら話の続きをしていたが、また彼女が突然、

「あー、もうちょっとこの話も続きがしたい!もうあそこに行くしかないです!途中で買い物しますからついて来て下さい。」

と言う。どこに行くのか聞くがまあまあ、黙ってついて来て下さいよと言う。コンビニで彼女は酒、私はペットボトル飲料とおつまみを買って、彼女の自転車についていった。しばらくついていくと、まあまあ大きいマンションの敷地に入って行った。

「ここですよ、とっておきの場所!秘密の場所ですよ!」

と彼女は言った。そこはマンションなのだが、1階部分がテナントになっていて、いろいろな店が並んでる。彼女が入ろうとしているのはスナックのような店舗だった。

「ここ、前に話したわたしのお母さんがやってたスナックなんですよ。今はやってなくて、昼間に近所のおばちゃん連中の憩いの場になってます。中、きったないけどはいってください!」

中に入るとカウンターとテーブルがあり、カウンターには椅子が6つぐらい並んでいる。スナックではあるが、まあ手入れがされていないと言うか店としては営業できないレベルである。分譲マンションの1階なのでお母さん個人名義の不動産らしく、生前贈与を受けて今は彼女の名義になっているらしい。中に入ると彼女が慣れた手つきで買ってきた飲み物を1本ずつカウンターに出し、残りを冷蔵庫にしまった。私たちはカウンターに横並びにすわり、改めて乾杯をした。

「ここ、わたしのプライベート空間なんですよ!会社の人を連れてきたなんて、まだお母さんが店をやっていた15年ぐらい前にその時の上司を連れてきた以来ですかね?だってほら、自分のプライベートな空間なんて会社の人連れてきたりしないでしょ?家みたいなもんですよ、ここは。」

と彼女は言った。彼女が自分でいう「プライベートな空間」に自分をよんでくれたわけだ。今まで何度かさし飲みにはいっていたが、会社の人を連れてこないような、いわば自分の「部屋」的なところに入れてくれたのだ。そう考えるととてもうれしかった。

それから会社の話もしたが、ここにきてからはほとんどプライベートな話しかしなかった。「最近、ほんとにテンション高いよね?それってなにかこれから違うことが起こるからワクワクしてるんじゃないの?」と聞くと、「さすが悩めるたぬきさん!わたしのこと、わかってる~!そういうところ、わたしとおんなじだ~!」と言った。この頃には彼女もまあまあ酔っぱらっていた。そこからは、昔もらった(貢がせた)物で一番高いものはなにかとか、私が女性にプレゼントしたもので一番高かったものはなにかとか、昔付き合った彼氏がどうだったとか、彼女がどうだったとか、若い時はあんなしょーもないことで喧嘩してたけど、歳とったなぁ~とか、スマホに入っている若い時の写真を見せてきて、「めちゃくちゃ、わたしかわいいでしょ~」「いや、全然かわいくない、性格悪いのが顔ににじみ出てる」とディスった会話をしたりしていた。ここ最近はちゃんとベルトしてパンツはいてるねというと、「そうですよ、悩めるたぬきさんが、ベルトしてるほうが締まって見えるっていうからちゃんとベルトしだしたんですよ!」と言っていた。なんだかうれしかった。私たちが買ってきた酒がなくなると、彼女は冷蔵庫にあった店(?)のビールを開けて飲みだした。

 

「ちょっとトイレ行ってきます!」と言って席を立ってすぐ横にあるトイレに入った。この店は昔、カラオケも置いていたらしく、防音設備も整っている。今は店内にBGMもかかっていないし、外からの音もあまり聞こえない。彼女がトイレに入るとシーンとして静寂がおとずれた。私は自分のスマホを見ていたがしばらくすると、

「シーッ」

と音が聞こえてきた。いやいや、これは彼女が用を足している音である。トイレから出てきた彼女に「いや、家じゃないんだしさ、俺いるし、普通、流しながら用足さない?メチャ聞こえてたよ!」と言うと、「そう?別にこんなおばさんの用足してる音聞いてももう興奮せんでしょ?若い子ならまだしも。」と言った。いやいやそれはそれで想像して興奮するんだけど・・・

 

そのあともプライベートな話は下ネタ的な話、真面目な話といろいろした。首元のしわが気になるという話の時は彼女の首元を「ほんと、すごくしわになってきてるね!」と言って触っていたし、顔になにかゴミがついていたので私が指でとってあげたり、髪型の話で髪を伸ばしていると老けて見られるのでショートカットにしているというので、それだったら耳だしたほうがかわいいと思うよとアドバイスをしたり・・・ 話している間も彼女の髪の毛を触ったり、コツいたりボディタッチが自然にできるようになっていた。

 

「わぁ~!もうこんな時間!やばいよ!」と彼女が言った。時計を見るともう3時過ぎ。1次会からカウントするとかれこれ8時間以上さし飲みをしていた。次の日も普通に仕事である。急いで片付けて外へ出ると雨が降っていた。彼女は「すいません!こんな遅くまで。精算は明日するので言ってくださいね!もし悩めるたぬきさんがここに残ったら週一で付き合ってもらいますからね~!呼び出しますからね~!」と言って自転車に乗って帰って行った。

 

次の日、私が出勤すると既に彼女は自分の席に座っていた。おはようございますと上司たちに挨拶して彼女にも挨拶をした。彼女の顔を見ると目が充血して血走っていた。それがなんだかおかしかった。昨日のお会計をすることについて1つ気になっていることがあった。上司たちの前で彼女が私にお金を払っていると、2人で行っていたことがバレる。彼女は昨日のことはどう思っているのだろう。さし飲みに行っていた最初のころは彼女は気にすることもなく上司たちの前で「すいません、昨日、いくらでした?」と言っていた。もちろんそのあと上司たちに「あれ?悩めるたぬきくん、昨日2人で行ったの?」と聞かれる。私がみんなには内緒でと言った時はみんなの前では言わなかったが、昨日のさし飲みからプライベートスナックのことはどう思っているのだろう。私は内緒にしてねとは言わなかったが、彼女の中では別にオープンにしていいと思っていることなのか、それとも秘密にしておくつもりなのかが気になった。なので私はあえてお会計のことはなにも言わなかったしメールもしなかった。すると営業中に彼女からLINEがきた。「昨日のお会計おいくら??」と聞いてきたので、金額を返信した。すると「マジ眠い。今日は定時で帰って寝る」と返信がきた。まあお金は急がないのでまたもらえばいいかと思っていた。彼女、どうするのかな、みんなの前で渡してくるのかな?といろいろ考えていた。

私が営業から戻り、自席につくと彼女はもう帰る間際だった。机の上に書類が置いてあったので、書類をのけると机のシートに彼女の印鑑を押した茶封筒が挟まっていた。書類で一応隠していたようだ。茶封筒だし中身もわからない。彼女の会社印を押してあるので一見なにかはわからない。ちらっと彼女を見ると目が合い、コクっとうなずいたので私もコクっとうなずいた。そのあと彼女は定時で帰って行った。

来月初旬には誰が残るのか、上司ポッターなのか私なのか、女性は事務の人が辞めるのか残るのかはっきりする。正直残っても転勤になってもどちらでもいいと思っていたが、昨日の彼女の「もし悩めるたぬきさんがここに残ったら週一で付き合ってもらいますからね~!呼び出しますからね~!」という言葉、社交辞令なのか、すんどめ営業なのか、本心なのか・・・ それを考えるとここに残ってちゃんと確かめたいという気持ちがだんだんと大きくなってきた。あっ、そういえば今日の彼女のヘアスタイル、耳だしてた気がするけど、聞くの忘れた・・・ それって私が言ったからなのかな?